シンガポールは、City in a Gardenというコンセプトのもと、緑化政策に力を入れて、植物を中心にした都市計画をしています。熱帯植物、観葉植物をふんだんに用いた公園や緑地が、国中に整備され、植物を身近に取り入れた住みやすく美しい環境づくりがなされています。

この本では、歴史あるシンガポール植物園や、チャンギ空港に出来た巨大な施設Jewelをはじめ、都市の中の植栽の風景、庭園、街路樹、カラフルな壁と植木鉢の庭づくり、壁の割れ目に生えた植物まで、「植物」をテーマに、様々な視点で、シンガポールの緑豊かな美しい風景を紹介しています。建物と植物の関係も見どころです。

赤道直下のシンガポールと日本とでは、気候も生育する植物の種類も異なりますが、美しい色と形の葉で構成された、葉が主役の庭づくりは、日本での庭園設計やガーデニングの参考にもできる要素がいっぱいです。